今までの記事にて、借りれるだけ借りて会社のお金はたっぷりとある状態にしましょうとお伝えしてきましたが実際にはいくらくらいお金がある状態が良いのでしょうか?
それぞれの会社の規模によって変わってもきますが今回は目安の立て方の記事をまとめてみましたので是非最後までご覧ください。
年間の費用と支払利息及び経常利益
まずあなたの会社のキャッシュフローを確認してみてください。大体ではなく多少の変動はあれ1ヶ月間にかかる費用が必ずあると思います。
家賃や水道光熱費代、また人件費、材料費などさまざまなものがあるともいます。
さて早速結論ですが私は美容室経営において借入金の上限は
半年分の①「売り上げ原価」「販売管理費」「営業外費用」という3つの費用から減価償却費を差し引いたお金が手元に貯まるまで借りるということです。
少しわかりやすく噛み砕くと、6ヶ月間収入が0でも諸費用の支払いが滞らないほどのお金が手元に満ちるまで借りるです。
またもう一つの目安は、②支払利息によって経常利益の段階で赤字にならないように借りる。
①は美容室において家賃や水道光熱費など仮に売上がなくても発生する費用のことです。
美容室の場合、人件費を売上原価と考えるのかは、従業員との契約上で少し考え方が変わると思います。(面貸のサロンであれば外注費になるなど)
ですがどちらにせよ美容室での主な収入源は、お客様に対するサービスに付随するものなので人件費がたくさん必要になった月=売上がよかった月となることが多いと思いますので、ここで赤字になるようでしたら財務の見直しというよりも集客の方法や違うところの改善が必要なのかもしれません。
コロナのような不測の事態でも家賃は発生しているがお客様は来れない状態が最も精神状態が不安定になる状態でしょう。
また、急にスタッフが辞めてしまった月の売上の低下や、新しく従業員が入ってくれたがまだ売上が安定しない期間、突然大型の機材が壊れてしまったなどのイレギュラーなことにも対応するために融資を受けておいて備えておくのです。
お金が尽きた時会社は潰れます。
ここで6ヶ月と言ったのは7月、12月の繁忙月を見込んでいます。7月12月の繁忙月までの期間にしっかりと立て直し、会社を潰すようなしない財務管理が社長には求められています。
②の支払利息が経常利益の段階で赤字にならないようにも一つの目安と言えるでしょう。
新店舗が出す予定があるのに資金が間に合わないとなるとミスミス良い物件がなくなってしまうかもしれません。
借りれるのであれば最大限キャシュを備えていた方が良いですが支払利息で利益が赤字になってしまったら本末転倒です。
他の業種であればそのような融資が必要な場合もありますが、美容室に限っていうと例えばいつでも出店できるように5000万円借りている状態だとします。
金利が3%だとして(かなり多めに例で書いています。)年間150万円の金利を払うことになりますが会社の経常利益が仮に150万円だとしたらオーバーフロー気味と言えると思います。(最もこの状態ってどんな状態って感じですが・・・)
最後に
いかがでしたでしょうか?今後のビジネス展開や出店の予定、現在の状況によっても適切な借入金額は異なってきます。
財務状況でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
田巻良太行政書士事務所
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